第VIII部 経営
第27章
お金の流れ ― 原価・歩留まり・値決め
おいしい寿司を握れても、店のお金が回らなければ、店は続きません。この章では、売上がどうできているか、原価とは何か、値段をどう決めるかを、小さな寿司店の計算例で一歩ずつ学びます。むずかしい式は使いません。足し算と割り算だけで、店のお金の流れが見えるようになります。
この章で学ぶこと
- 売上を「客数」と「客単価」に分けて考えられる
- 原価率の意味と、寿司店の原価率が高くなりやすい理由を説明できる
- 歩留まりを入れて、1貫あたりの本当の原価を計算できる
- 損益計算書の項目を読み、損益分岐点となる売上と客数を計算できる
- 利益が出ていても現金が足りなくなる理由と、その備えを説明できる
この章では、ひとつの例の店を使って計算します。名前は「すし店A」とします。すし店Aは説明のための架空の店です。席はカウンター10席で、昼と夜に営業し、月に25日開けています。出てくる金額や人数はすべて例です。値段や家賃は、国や地域、店の格によって大きく違います。自分の店の数字に置き換えて読んでください。
27.1 売上はどうできているか
店の売上は、二つの数でできています。一つは客数(きゃくすう)、つまり来てくれたお客様の人数です。もう一つは客単価(きゃくたんか)、つまりお客様一人が払う金額の平均です。売上は、客数に客単価を掛けたものです。
この見方が大事なのは、売上が下がったときに原因を分けられるからです。お客様が減ったのか、一人あたりの注文が減ったのか。原因によって、打つ手はまったく違います。お客様が減ったなら、見つけてもらう工夫が要ります(第30章)。一人あたりが減ったなら、献立や勧め方を見直します。
席数と回転
客数の上限は、席の数で決まります。一つの席に一晩で何組座ったかを回転(かいてん)と言います。10席の店に一晩で12人来れば、回転は1.2回です。おまかせを2時間かけて出す店は、回転を上げにくい店です。そのかわり、客単価が高くなります。立ち食いや回転寿司は、一人の滞在が短く、回転で売上を作ります。どちらが正しいということはありません。自分の店がどちらの形なのかを知っておくことが大事です。
昼と夜は別の店と考える
昼と夜では、お客様も、値段も、出すものも違います。だから数字は分けて見ます。すし店Aの一日を計算してみます。
- 昼の売上 昼は1人2,000円の握りのセットを、15人に出します。2,000円に15人を掛けて、昼の売上は3万円です。
- 夜の売上 夜は1人1万円のおまかせを、12人に出します。1万円に12人を掛けて、夜の売上は12万円です。
- 一日の売上 昼の3万円と夜の12万円を足して、一日15万円です。
- 月の売上 月に25日営業するので、15万円に25を掛けて375万円です。
この375万円が、この章の計算の出発点です。昼は月に75万円、夜は月に300万円です。昼は人数が多いのに、売上の8割は夜が作っています。こうして分けると、どちらに力を入れるべきかが見えてきます。
27.2 原価と原価率
原価(げんか)とは、料理を作るために使った材料の代金です。寿司店なら、魚、米、酢、海苔、わさび、ガリ、醤油、お茶などです。酒や飲み物の仕入れ代も原価に入れます。
原価率(げんかりつ)とは、売上のうち、材料の代金がどれだけを占めるかの割合です。原価率は、原価を売上で割って求めます。すし店Aの月の原価が150万円なら、150万円を375万円で割って0.4、つまり原価率は40%です。1万円の売上のうち、4,000円が材料に消えている、という意味です。
寿司店の原価率は高くなりやすい
一般に、飲食店の原価率の目安は3割前後と言われます。寿司店はこれより高くなりやすく、4割前後になる店も珍しくないと言われます。理由は三つあります。
- 主役の材料が高い。マグロやウニのように、仕入れ値そのものが高いネタを使います。
- 手を加えて値打ちを足しにくい。煮込みや揚げ物と違い、寿司は生の魚をそのまま出す部分が大きく、材料の値段がそのまま料理の値段に響きます。
- 傷みやすい。生の魚は日持ちしないので、売れ残りは捨てるしかないことがあります。捨てた分も原価です(第28章)。
原価率が高いことは、悪いことではありません。お客様にとっては、払ったお金の多くが良い材料に回っているということです。ただし、そのぶん他の経費に使えるお金が少なくなります。だから寿司店は、原価をきちんと数えることがとくに大事です。
ネタごとに原価率は違う
店全体の原価率は一つの数字でも、ネタごとに見るとばらばらです。すし店Aの例で、1貫の値段を決めて単品で売ったとします。
| ネタ | 1貫の原価 | 1貫の値段 | 原価率 |
|---|---|---|---|
| 中トロ | 400円 | 600円 | 約67% |
| 白身(マダイ) | 80円 | 250円 | 32% |
| コハダ | 60円 | 200円 | 30% |
| 玉子焼き | 30円 | 150円 | 20% |
この表では、中トロは原価率が約7割と高く、玉子焼きは2割と低くなっています。中トロばかり売れると、店全体の原価率は上がります。玉子や光り物、巻物がよく出ると、下がります。店全体の原価率は、どのネタがどれだけ売れたかの組み合わせで決まるのです。
27.3 歩留まり ― 仕入れ値は本当の原価ではない
歩留まり(ぶどまり)とは、仕入れたもののうち、実際に商品として使える部分の割合です。丸の魚を買っても、頭、骨、皮、内臓、血合いは握りのネタになりません。一般に、丸の魚から寿司ネタとして使える身は、マダイで元の重さの3〜4割、アジやサバなどの青魚で4〜5割程度と言われます(第11章)。おろし方や、どこまでネタに使うかで変わります。
歩留まりを入れずに原価を計算すると、原価を大きく見誤ります。すし店Aがマダイを1尾仕入れた例で、順に計算します。
- 仕入れ値 2キロのマダイを、1キロ2,000円で買いました。払ったのは4,000円です。
- 使える身の重さ 歩留まりを35%とします。2キロの35%は700グラムです。残りの1.3キロは、頭や骨や皮です。
- 取れる貫数 1貫のネタを14グラムとします。700グラムを14グラムで割ると、50貫取れます。
- 1貫の原価 払った4,000円を50貫で割ると、1貫あたり80円です。
ここでよくある間違いがあります。「1キロ2,000円なら1グラム2円。14グラムで28円」と計算してしまうことです。これは丸ごと全部をネタにできる場合の値段です。本当は頭や骨にもお金を払っているので、1貫の原価は80円です。28円と思い込んで値段を決めると、売るほど損をする店になります。
覚え方は一つです。使える身の値段は、仕入れ値を歩留まりで割ったものです。1キロ2,000円の魚を歩留まり35%で使うなら、2,000円を0.35で割って、使える身は1キロ約5,700円になります。
端身とアラを生かして歩留まりを上げる
握りに使えない部分も、すべてが捨てるものではありません。サクを取ったあとの端の身は、細かくたたいて巻物や軍艦に使えます。頭や中骨は、潮汁や味噌汁の出汁になります。カマは焼いてつまみに出せます。こうして使える部分が増えれば、同じ4,000円で売れるものが増えます。これが歩留まりを上げるということです。
包丁の腕も歩留まりに表れます。中骨に身を厚く残すおろし方では、数十グラムずつ身を捨てていることになります(第23章)。1尾では小さな差でも、毎日、毎月積み重なると、大きな金額になります。
27.4 値段の決め方
値段の決め方には、大きく二つの考え方があります。原価から決める方法と、お客様や相場から決める方法です。実際には、両方を突き合わせて決めます。
原価から決める
目標の原価率を決めて、そこから値段を逆算する方法です。値段は、1貫の原価を目標の原価率で割って求めます。マダイ1貫の原価が80円で、原価率を4割にしたいなら、80円を0.4で割って200円です。この方法は計算がはっきりしていて、損をしにくいのが長所です。ただし、お客様がその値段を高いと感じるか安いと感じるかは、考えに入っていません。
お客様と相場から決める
もう一つは、どんなお客様が、いくらなら払うかから決める方法です。近くの寿司店の値段、店の場所、内装、職人の格によって、お客様が納得する値段は変わります。同じマダイの握りでも、駅前の気軽な店と、予約でしか入れない店では、値段が何倍も違って当然です。お客様は材料だけでなく、技術や、時間や、店の居心地にもお金を払っているからです。
二つの方法で出した値段が大きく違うときは、どちらかを見直します。相場では200円でしか売れないのに原価から計算すると400円になるネタは、仕入れ先や使い方を変えるか、献立から外すかを考えます。
おまかせは原価を平均して組み立てる
おまかせは、一つひとつのネタでなく、コース全体で原価を合わせます。すし店Aの夜のおまかせ1万円で、目標の原価率を4割とすると、使える原価は1人4,000円です。中トロやウニのように原価率の高いネタを入れても、白身、光り物、貝、玉子、巻物、汁と組み合わせれば、全体で4,000円に収まります。高いネタだけを並べると原価が合わず、安いネタだけではお客様が満足しません。高いものと手頃なものを、味の流れに合わせて並べるのが、おまかせの腕です。
時価という値段
品書きに時価(じか)と書くのは、その日の仕入れ値で値段を決めるという意味です。相場の上下が激しいネタで使われます。ただし、値段が分からないまま食べて、会計で驚くお客様もいます。時価のネタは、注文を受ける前に、その日の値段をはっきり伝えます。値段を聞かれて言葉をにごす店は、信用を失います(第26章)。
27.5 店のお金の全体図 ― 損益計算書を読む
売上から、どんなお金が出ていき、最後にいくら残るのか。それを一枚にまとめた表を損益計算書(そんえきけいさんしょ)と言います。英語の頭文字から P/L とも呼ばれます。税理士や会計ソフトが作ってくれますが、読むのは店主の仕事です。すし店Aのひと月を、上から順に見ていきます。
| 項目 | 金額 | 売上に対する割合 |
|---|---|---|
| 売上 | 375万円 | 100% |
| 原価(材料費) | 150万円 | 40% |
| 粗利(売上から原価を引いたもの) | 225万円 | 60% |
| 人件費 | 75万円 | 20% |
| 家賃 | 30万円 | 8% |
| 水道光熱費 | 15万円 | 4% |
| その他の経費 | 45万円 | 12% |
| 利益 | 60万円 | 16% |
言葉で追うと、こうなります。売上375万円から材料の150万円を引くと、粗利(あらり)が225万円残ります。粗利は、材料費を払ったあとに、店を動かすために使えるお金です。そこから人件費75万円、家賃30万円、水道光熱費15万円、その他の経費45万円を払います。その他の経費とは、包材や洗剤などの消耗品、カード決済の手数料、通信費、修理代、広告費、借入金の利息などです。すべて払って残るのが、利益の60万円です。
利益はまだ店主のお金ではない
60万円が残ったからといって、全部を使えるわけではありません。店主が一人で営む個人の店では、人件費の75万円に店主自身の給料は入っていないのが普通です。店主の生活費は、この60万円から出します。さらに、ここから税金を払い、借りたお金の元本を返し、古くなった冷蔵庫を買い替えるための蓄えも作ります。利益が出ていても、手元に残るお金は思ったより少ない。これを知っておくことが、27.7の資金繰りにつながります。
FL比率 ― 材料と人の割合を合わせて見る
飲食店の経費で大きいのは、材料費と人件費です。材料を英語で Food、人件費を Labor と言うので、二つを足して売上で割ったものをFL比率(エフエルひりつ)と呼びます。すし店Aでは、原価150万円と人件費75万円を足して225万円です。これを375万円で割ると60%になります。
一般に、FL比率は売上の6割以内が目安と言われます。これを超えると、家賃やその他の経費を払ったあとに利益が残りにくくなります。寿司店は原価率が高いぶん、人の使い方や仕込みの段取りで人件費を抑え、FL比率で釣り合いを取る、という考え方をします。原価率だけ、人件費だけを見て一喜一憂しないことが大事です。なお、家賃は一般に売上の1割以内が目安と言われます(第29章)。
27.6 損益分岐点 ― 月に何人来れば赤字にならないか
「月にいくら売れば、赤字にならないのか」。これを知っている店主は、意外に多くありません。売上と経費がちょうど同じになり、利益がゼロになる売上を損益分岐点(そんえきぶんきてん)と言います。これを超えれば黒字、届かなければ赤字です。
固定費と変動費
計算の前に、経費を二つに分けます。固定費(こていひ)は、お客様が一人も来なくても出ていくお金です。家賃、従業員の給料、リース料などです。変動費(へんどうひ)は、お客様が増えると増えるお金です。代表は材料費です。お客様が来なければ魚を使わないので、変動費は減ります。
すし店Aでは、話を分かりやすくするために、材料費だけを変動費とし、ほかの経費はすべて固定費とします。人件費75万円、家賃30万円、水道光熱費15万円、その他45万円で、固定費は月165万円です。
計算してみる
- 1万円売るごとに残るお金 原価率は40%です。1万円売ると、4,000円が材料に消え、6,000円が残ります。売上のうち6割が、固定費を払うために使えるお金です。
- 固定費を払いきる売上 固定費165万円を、6割で払いきるには、165万円を0.6で割ります。答えは275万円です。これがすし店Aの損益分岐点です。
- 夜に必要な売上 昼の売上が今と同じ月75万円だとすると、夜に必要なのは、275万円から75万円を引いた200万円です。
- 夜に必要な人数 夜の客単価は1万円です。200万円を1万円で割ると、月に200人です。
- 一晩に必要な人数 月25日営業なので、200人を25日で割ると、一晩8人です。
つまり、すし店Aは、昼が今のまま入っていれば、夜に一晩8人来れば赤字になりません。今は一晩12人来ているので、4人分の余裕があります。この「一晩何人」という数字を知っていると、毎晩の営業の見え方が変わります。予約が5人しか入っていない日は、早めに手を打てます。
損益分岐点を下げる方法は三つしかありません。固定費を減らすこと、原価率を下げて一人あたりの残るお金を増やすこと、客単価を上げることです。どれも簡単ではありません。だからこそ、店を開く前に、この計算をしておくことが大切です(第29章)。
27.7 お金が足りなくなるとき ― 資金繰り
帳簿の上では利益が出ているのに、支払いの日にお金が足りない。飲食店では、こうしたことが実際に起こります。お金の出入りを日にちで管理することを資金繰り(しきんぐり)と言います。店がつぶれるのは赤字のときだけではありません。現金が尽きたときです。
利益と現金は違う
利益と現金がずれる理由は、主に四つあります。
- 入るのが遅い カードや電子決済で払われた代金は、その場では入りません。決済の会社から、手数料を引かれて、数日後から翌月に入金されます。
- 出るのが早い 魚は毎日仕入れます。市場や仲卸への支払いは、現金払いや月末締めの翌月払いなど、取引先によって決まっています。売れる前に、材料のお金が出ていきます。
- 経費にならない支払いがある 借りたお金の元本の返済は、経費になりません。利益の中から返します。逆に、内装や設備の代金は、何年かに分けて少しずつ経費にします。これを減価償却(げんかしょうきゃく)と言います。払った年と経費になる年がずれるのです。
- 税金はあとからまとめて来る 日本の場合、売上と一緒にお客様から預かった消費税は、あとで国にまとめて納めます。所得にかかる税金も、一年分をあとから払います。預かった消費税は店のお金ではありません。使ってしまうと、納める時期に困ります。税の制度は国や時期で変わるので、必ず税理士や税務署に確かめます。
年末は売上も支払いも膨らむ
寿司店の繁忙期の年末は、とくに注意が要ります。年末は魚の相場が上がり、仕入れの量も増えます(第28章)。12月の仕入れの支払いは早く出ていきますが、カードで払われた12月の売上の入金は、年が明けてからになることがあります。売上が一番多い月に、手元の現金が一番少なくなる、ということが起こりうるのです。
手元にいくら置くか
売上が落ちる月や、冷蔵庫が急に壊れる日に備えて、手元に現金を置いておきます。どれだけ置くかは店によりますが、一般に、少なくとも固定費の3か月分を目安にすると言われます。すし店Aなら、固定費は月165万円なので、3か月分で約500万円です。開業したばかりの店では、ここまで貯めるのは大変です。だから開業の資金には、内装や設備の代金だけでなく、しばらく赤字でも店を回せる運転資金を入れておきます(第29章)。
この章のまとめ
- 売上は、客数に客単価を掛けたものです。昼と夜は分けて数え、席数と回転から客数の上限を考えます。
- 原価率は、原価を売上で割ったものです。一般に飲食店は3割前後が目安と言われ、寿司店は高くなりやすいと言われます。ネタごとの原価率は大きく違い、何が売れたかで店全体の原価率が決まります。
- 使える身の値段は、仕入れ値を歩留まりで割ったものです。歩留まりを入れないと、1貫の原価を大きく安く見誤ります。端身やアラを生かすと歩留まりが上がります。
- 値段は、原価から逆算する方法と、お客様と相場から考える方法を突き合わせて決めます。おまかせはコース全体で原価を平均し、時価のネタは注文の前に値段を伝えます。
- 損益計算書は、売上から原価を引いて粗利を出し、経費を引いて利益を出す表です。FL比率は一般に6割以内が目安と言われます。
- 損益分岐点の売上は、固定費を「売上のうち原価を引いて残る割合」で割って求めます。客単価で割れば、必要な客数になります。
- 利益と現金は違います。入金の遅れ、仕入れの先払い、借入の返済、税金に備え、手元に現金を置きます。
確認問題
問1 2キロのマダイを1キロ2,000円で仕入れ、歩留まりは35%、1貫のネタを14グラムとする。1貫あたりの原価として正しいものはどれか。
a 約14円
b 28円
c 約57円
d 80円
e 140円
答え:d
払ったのは4,000円です。使える身は2キロの35%で700グラム、14グラムずつなら50貫取れます。4,000円を50貫で割って、1貫80円です。bの28円は、魚を丸ごと全部ネタにできるとした計算で、歩留まりを入れ忘れた誤りです。
問2 固定費が月165万円、原価率が40%の店の損益分岐点の売上として正しいものはどれか。原価以外の経費はすべて固定費とする。
a 66万円
b 165万円
c 231万円
d 275万円
e 412万5千円
答え:d
原価率が40%なので、売上のうち6割が固定費を払うために残ります。固定費165万円を0.6で割ると275万円です。eは原価率の40%で割った誤りです。
問3 「利益が出ているのに現金が足りなくなる」理由の説明として、誤っているものはどれか。
a カード決済の代金は、手数料を引かれて後日入金されるから
b 魚の仕入れ代は、売れる前に支払うことが多いから
c 借入金の元本の返済は経費にならず、利益の中から返すから
d お客様から預かった消費税は店の利益なので、納める必要がないから
e 年末は仕入れが増える一方、売上の入金が年明けにずれることがあるから
答え:d
日本の場合、預かった消費税は店のお金ではなく、あとで国に納めるものです。使ってしまうと、納める時期に現金が足りなくなります。ほかの四つは、利益と現金がずれる正しい理由です。

