⼀般社団法人日本寿司協会
代表理事 池坊 保子

衆議院議員(5期)、衆議院文部科学委員長、文部科学副大臣、公明党女性委員会副委員長、財団法人日本漢字能力検定協会理事長、財団法人公益財団法人日本相撲協会評議員会議長などを歴任した。第125代天皇明仁の再従妹に当たる。夫は華道家の池坊専永。

代表理事挨拶

私は公私にわたり、長らく日本文化や伝統の継承に心を砕いて参りました。
公においては文部科学副大臣として、また、プライベートでは日本最古の華道家元の妻として、日本文化に関わってまいりました。
そして、この度、世界遺産として認定されたことをきっかけに益々、世界的な和食人気に拍車がかかかりました。
その一方で、見よう見まねで衛生面での知識もないまま魚を生で提供するお店が増え、世界中で食中毒が増えていることも事実であります。
このような状況を放置すると、日本で牛肉を生のまま食べること(ユッケ)が禁止されたように、いずれ生で魚を食べることを禁止する国がでてきてしまうのではないかと危惧しております。
江戸の冷蔵庫のない時代に生で魚を食べるということを可能にした先人の叡智、努力。脈々と続いてきたこの伝統を守り、より一層発展させるために、微力ながらお役に立てるよう精進していくつもりです。
池坊保子

⼀般社団法人日本寿司協会
理事 河村 建夫

第76代、内閣官房長官、自由民主党副総裁特別補佐。第3・4代、文部科学大臣、自由民主党選挙対策委員長(第2代)、拉致問題担当大臣(麻生内閣)、衆議院予算委員長、議院運営委員長、衆議院議員(10期)を歴任。

ご挨拶

寿司は「完全栄養食」だと言われてきました。
厳密に言えば、タンパク質、脂質、糖質などのマクロ栄養素の比率がほぼ完璧であり、ミネラルやビタミンなどの微量栄養素も豊富だそうです。
ところで、寿司を含む和食は2013年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。
和食が登録された理由は、自然の恵みの食材で調理や保存の工夫がなされ、栄養のバランスが良く、旬の食材と季節の飾りつけが豊かだからです。
海外から見ても、和食の代表選手がまさに寿司です。
世界が認めた無形文化遺産文の和食の代表である「寿司」は、日本人全員で遺していかなければなりません。
これからも寿司は時代と共に全世界で愛され続けることでしょう。
私も寿司大好き人間として、「寿司文化大使」のつもりで、これからも寿司産業発展の為に尽力して参ります。
河村建夫

⼀般社団法人日本寿司協会
理事 斎藤 敏雄

『すし匠 齋藤』オーナー兼大将。高校卒業後、寿司職人の道へ。25歳で渡米。NYの名店『Bond St.』などを経て、2001年に帰国。四ッ谷の『すし匠』で寿司業界の巨匠、中澤圭二氏の薫陶を受ける。2006年『すし匠 齋藤』を開業。2022年『すし匠 齋藤 はなれ』オープン。どちらも予約困難店として知られ、予約を解放する3ヶ月先まで予約が埋まる人気店。

ご挨拶

寿司は日本が世界に誇れる素晴らしい文化です。
先人たちのおかげで美味しい寿司が誕生し、寿司屋を営むことができております。
先人たちへの感謝の気持ちを忘れず、美味しい寿司文化を守り、より多くの人にお寿司が届けられるよう少しでもお役に立てれれば幸いです。
斎藤敏雄

⼀般社団法人日本寿司協会
理事 稲吉 正樹

NOVAホールディングス株式会社 代表取締役。英会話業界1位の駅前留学NOVA及び業界3位の英会話学校『Gaba』を経営。その他、国内校舎数第 2 位の学習塾『 ITTO 個別指導学院』及び海外留学大手の『ラストリゾート』を経営。 B1 リーグ所属のプロバスケットボールクラブ『広島ドラゴンフライズ』などスポーツ事業を運営 。

ご挨拶

公務員を退職後、長らく、教育産業に関わって参りました。
その経験から教育産業の重要性と難しさを私なりに理解してきたつもりです。
この度寿司という日本の伝統文化を維持発展させていくために、私の経験を少しでも生かしてお役に立てれればと思っております。
稲吉 正樹